―ピーンポーン―


「はーい!」



―ガチャッ―



「勇斗クン来てくれたわよー!!」



「今行くー!!」



あたしの朝は勇斗が押す呼び鈴から始まる。それに続いてお母さんがドアを開けてあたしを呼ぶとあたしの中の時計が動きだす。


―ダダダダダダダ!!!―


あたしは勢いよく階段を降りて勇斗の元へ行った。


「お待たせっ!」


「おっす」


「おはよっ♪」


「んじゃっ!勇斗クン今日も歌音を頼んだわよ!!」


「はい。分かりました」


「でわっ!!行ってらっしゃい~!」


「「行ってきまーす!!!」」



…てなカンジであたしの1日は始まります☆