激しめのキスには対抗してみる。


他人から見ればアホ以外の何者でもない。


チュ、チュ、レロ、クチュ。


「うんっ、あっ。ねぇ、私の事好き?」


「ああ。」


オレは耳元で低く返事をして、そのまま耳から首へとキスをし、舌を這わせた。


「あんっ、ねぇ、お願い、ちゃんと言って。」


キョウコはこだわった。

「ああ、好きだよ。…大好きだよ。」


瞳を見つめ言ってからオレはキスした。


失礼だが好きぐらいは誰にでも言える。

大好きはなかなか言わないが…。


基本的には目の前にいる女性をその時は一番大好きでいるようにしている。


礼儀として当然だ。


キスをしながら両手で胸を優しく揉んで舌を首から徐々に下へ這わしていく。

すぐには先端に行かず、胸を円を描きながら舌を這わした。


一度、顔をあげて目を合わせてから、指で触って、感触を確かめた。


少し固くなると、一度唇にキスをしてから、果物のようなピンクを舌で軽く転がし、本格的に吸い上げた。


ジュル、チュルと音をたてて…。


「あっ、はぁ、あっん」


キョウコの声を聞きながら右手を下へと向けた。

まだ履いていやがった下着をとり、少し指で触ってやるとすぐに奥から温かい蜜が溢れてきた。


オレはキョウコに沿って舌を這わしながら、下へズレてキョウコの中心部へ舌を這わす。


固くなった部分の皮を優しく舐めて剥き出し、その後は吸い付き、舐めまわした。


中指と薬指で中をかき回しながら…。


唾液と蜜のまじりあった水分の音が響く。


クチュ、グチュ、ジュルジュル、グチャ、クチュ

「あっ、あん。あぐっ。ねぇ……、ア、…アキトさん…あっ、は、恥ずか…しい。」


「ん?」


聞こえないふりしながら水分音を響かせ、指の動きを激しくした。