「さよなら」と

訃げる風が

枯れる命を連れていく

愛した時間さえも

吹き消されそうで

心はいつも一緒だと

そう誓ったはずなのに

涙が溢れてくると

募る寂しさに

逃げ出したくなる

こんなに辛くなるなら

愛なんていらない

そう思う時がある

夜空の星に

問掛けても

答える声は聞こえない