月明かりの下

口笛を吹きながら

あてもなく歩く道

果てしなく続くようで

不意に思い出す

幼い日の夢

今更戻らない幻

分かっているけど

もし許されるなら

あの日に帰って

君に伝えたい言葉がある

言えなかったその一言が

風に消えていく