駆け足の背中を

追い掛け

慌てて走る

桜の目覚めが近付いて

それはさよならの兆し

眠りを守ってくれた

透き通る息吹は

僕が大人になる度に

聞こえなくなっていく

もう少し

あと少しだけ

ここにいてよ

僕の心で眠ってる翼が

目を覚ますまで