「あ、ありがとうございます。よーちゃんの事も…。」

「いえいえ!!あれぐらいは容易い事ですよ。医者としても当然の事です。」



緊張しているのかわからないけど、さっきより静かになった。



「…それよりも…


サインが欲しいです!!」



母さん…。



やっぱりちっとも変わって無いや…。



しかもちゃっかり色紙持って来てるし!!



「どうぞ。」

「ありがとうございます!!」



花奏さんもサインしなくて良いよ…。



「花奏さんの子供さんはしっかり者でいいですね…。家のバカ息子とは大違いです。」



まだ言ってるし…。