「話しついたのか?」

「祥也…。」



何か祥也にも迷惑かけたな…。



「親父に言っとけよ。」

「あぁ、わかってる。」

「そうか…。」



祥也はやっぱり奏愛のお兄ちゃんなんだな…。



俺の兄貴とは大違いだ。



まぁ別に兄貴が悪いって訳じゃ無いけど。



「奏愛は俺に任せとけば安心だろ?」

「ははっ…。」



安心だな。



祥也と別れ、俺は祥助さんがいるであろう事務所に来た。



「社長いますか?」

「ただ今社長室に。」

「わかりました。」



今更だけどこの事務所広いなぁ~