泣き叫ぶ私に 彼女は冷たい言葉を口にした 慰めを期待していたから 自分が否定されたようで あなたもあの子と同じなんだと 彼女に当たり散らした 私が涙をぼろぼろ流す間 振りほどこうとした手を 優しく握りしめていた 黙っていた彼女の瞳は きっとぶれることはない 「傷つけてごめんね」 やがて震えるその言葉が 耳に溶けて染み込むころ すべてを思い出す この手がはなれたとしても いつの日も 心を見捨てることは決してない 私を救い出すのは たったひとつ 彼女の 傷つける 勇気