がむしゃらに走ってたどり着いたのは屋上。 「な、つ…」 涙が止まらない。 どうして? どうして、神様? 夏が、あたしが、一体何をしたというの? 親友もクラスメートも、誰もあたしを信じてはくれない。 あたしは何もしていないのに。 どんな真実でも信じる者がいなければ、それは嘘になってしまうのかな。