言葉にできない もどかしさ 伝わらない、想い 『02.逃げたい衝動』 次の日、重たい足を無理矢理引きずって学校へ行くとそこは昨日までの世界とはまるで違ったものになっていた。 「嘘…」 靴箱を開ければそこにはごみの山。 その中には鳥の死骸もあった。 「…っ!」 ─…明日から楽しみだね そっか、こういう意味だったんだ… 泣くもんか 泣くもんか あたしは何も悪いことなんてしてないんだから