ぶす恋

私は、雪音ちゃんを教室で待ってた。
その間に、今日の事を考えてみた。


結局、今日一日けんとくんと全然話さなかった。
何度か、けんとくんが話しかけてくれたんだけど、何か言われるんじゃないかって、怖くて避けてしまった。

私最悪だよな~。



「はぁ~…。」

思わずため息がでた。

「栗谷?どうしたの?なんかあった?」

声をかけてくれたのは、同じクラスの浦木亮(うらき りょう)くんだ。
亮くんは、すごく優しくてそれになによりカッコいいから女子に、凄く人気があってモテる。

「亮くん…。なんでもないよ!心配してくれてありがとっ☆」

私は、なるべく心配をかけないように明るく言った。

「亮でええしっ!そっか。よかった。」

亮は、そう言うといきなりかばんから、紙と鉛筆をとりだして、なにかを書き出した。

「はいっ。これ俺のケー番とアドレス。」

亮は、なんかあったら電話かメールしてと言って、私にその紙を渡しれくれた。

「うん!ありがとね。」







━亮と仲良くなったのは、これがきっかけだよね。
いっぱい、いっぱい傷つけてごめんね…。
あの頃の私は、自分を守ることで精いっぱいだったんだ。