ぶす恋

雪音ちゃんと分かれ道でわかれ、一人で歩いていた。
かどを曲がり、家が見えてきくる。

あれ?家の前に誰かが立っていた。

家の前にたっている誰かは、私に気ずきだんだん近ずいてきた。

あ……

「おかえりっ☆」

そこにいたのは、けんとくんだった。

「え…。なんでここにいるの…?」

嬉しいと驚きがまざって、私は多分なんとも言えない顔になっていたと思う。

「今日のこと謝りたくて。俺って意外と律儀だろ?笑」

ハハッと笑い真面目な顔になり、「ほんとごめん。」っとけんとくんが言い、頭を下げた。


…今日のこと?
あっ!抱きしめられたことかな?

「全然大丈夫!私が泣いてたからだよね!気にしてないし、だからけんとくんも気にしないで!」

気にしてないわけないじゃん。
でも、そう言わなきゃけんとくんを、困らせることになると思うから。
それだけは、嫌だった。

「そっか…。華恋は好きな人とかいるのか?」

少し寂しそうに見えるのは、気のせいかな?

というか、華恋って…!!!
初めてけんとくんに呼ばれた!

やばい…。
胸のどきどきがとまんないよ。

名前を呼ばれるだけで、こんなにどきどきするなんて思ってもいなかったよ。


「…いるよ。」

なるべく冷静を装って答えた。



「そっか。俺もなんだ!お互い頑張ろうな☆」

…いるんだ。
きっと、私じゃない。

分かってるけど、分かってるけど、心が痛くてたまらない。


「…うん!じゃあね。」

そう言い、私は家に入った。