愛莉奈☆.com

マユはその声に即座に反応して、今までの表情から満面の笑みに変わった。
そう、その声は三崎クンの声だった。

「シンっ!!!!」

そう叫んでマユは、どこにそんな力が残っていたんだ、という疑問さえ抱きかけるような速さで三崎クンに抱きついた。

「えっ、っちょ・・・・マユッ!!!」

と抱きつかれた三崎クンは顔を赤く染めてアタフタしている。


なんか、この光景はどこかで見た気がする・・・・。
と思い、記憶をたどっていくと、思いだした。

あれは、1年前、あたしとマユが違うクラスだったころ・・・・