冬の華

「ヴェリアスは人の姿に近いほどその姿が綺麗なほど能力が高いってされてるの」

ってことはさっきのヴェリアス
ってのは低レベルってことか?

「彼はいつも高いレベルのヴェリアスと戦ってた…」

彼女の表情が曇る。

「…死んだのか?」

冷たい風が吹き抜け
重たい空気に耐え難く
呟いていた。

「えっ?生きてます生きてます!ごめんなさい誤解させちゃいましたよね?」

全身を使って否定をする彼女に

「生きてんなら何でそいつは今
此処に居ないわけ?
その猫がいれば安心なのかもしれないけどあんたを危険に晒して
平気でいられる様な男ろくなヤツじゃないんじゃないか?」