冬の華

例えそれが無謀で
愚かな闘いであったとしても…。

俺は今、
応えなきゃいけない気がした。

唯のヌルの気紛れで
弱者を弄ぶ趣味等には
到底感じられなかった。

俺の心肝を牛耳り
刺激する唯一無二の存在
真愛を引き合いに出して
挑発する意図は…。

ワンダの言葉から
少しだが解った気がした。

親の愛を知らず
親に棄てられたと思い込み
甘えることの出来なかった

甘え方の知らない俺と…

生誕から孤独で
親に甘えたことのない

甘やかし方の知らないヌルの。