「優が悪いんじゃっ!」


「お…俺関係ねぇよ!」


「じゃあ誰だい」



「…ひょっとして、ワタクシ?」

「…姫?」


「…?!!」


花音のひとことで2人は黙った。



「姫、ですか…」

「あ、父上。ちょっとモメゴトがございまして」

「姫。早く宿題を終わらせちょっとバカンス行きましょう」

「はい!即急に終わらせます。さ、執事様。ゲンコーの使い方教えて☆」


「ハァ…。姫の世話が大変なのもこの性格からか」