「あ、そうか。あなたは執事様だったんだっけ」


「姫…今日は何時まで習い事で」

「あと1時間くらいでは?」



すると


「執事様。お庭の花摘み手伝ってくれない?」

「え?もう習い事終わったのか?」

「うん。先生が急用で帰らなきゃいけなくなったらしくて」





「おいおい…こんな広いと迷子にならんか?」

「え?平気だよ」

「・・・。」

「何黙ってんの」