「あたしはこの家の王妃様よ!」

「花音様…、執事様がお呼びですが」

「隼人様?」


桃園花音 桃園家の王妃。

「ったく…」


「花音様。何かご用事で」

「ハーブティーを持ってきてちょうだい」

「…あの」


「何?」

「どのハーブが好みで…」


「それはもちろんアレですわ」