僕の殺人日記《記録》

藤本かおりのマンション…。父さんはこの女とここで暮らすつもりだったんだ…。
僕の目にはこの女が最低の悪魔に映る。
『すいません、手を洗わせて下さい』
僕は台所に立つふりをして上着の内側からビニール紐を出した。藤本かおりの背後にそっと回り素早く紐を首に巻いた
『グゥッ…』
女の喉から出される音が僕をワクワクさせる。
『ジャキッ』
と喉元が潰れる音がした
『…赤…ちゃん…た…すけ…』
僕は答えた。