久しぶりの学校。

慶太郎君の席はまだあった。
以前の自分を無くした僕は見るモノが違って見える。

全く知らない世界に居るような感覚だ。

感情一つでこんなに差があるもんなんだな…
僕が今まで見ていた景色と同じはずなのに…

どうやら僕は答えを出さなくちゃならないようだ。