コネコのオウチ【短編】



だから…

こんな日が来るのを忘れてた。


しっぽと足の付け根の茶色のシマシマと、背中の白毛交りの茶色の部分がハッキリ濃くなって


バパ程じゃないけど、ボクもシマシマだっ!


そう思って居たある日。



あーちゃんは泣いていた。




ボクを正式に家族にしたいって人が現われたんだって。


明日会いに行く。



きっとそのまま。



前にも一度あったんだ、こうゆうの。



でも欲しいって言った人を

どうしても信用出来ない

ってママが言って譲らない事にしたらしい。



でも今回はボクを迎えてくれる条件が凄くイイみたいだ。