コネコのオウチ【短編】



「2人とも、一匹は良いけど2匹はムリ…だって。」



…って事は2匹とも、お家が決まったんだ。


良かった。



あーちゃんが電話を切った後、ママはまた色んな所に電話をかけだした。



2匹が無事で居られると知ったボクは、急に安心して


凄く眠たくなった。



あーちゃんがそんなボクに気がついて頭を撫ぜてくれる。



「大丈夫…大丈夫…
ねんね…ねんね…。」



あーちゃんの優しい手の体温と声に


ボクの瞼がどんどん重くなる。


きっと凄く疲れてたのかも


あっという間にボクは寝てしまった。