コネコのオウチ【短編】



「どうしようか?
ご飯とかないし、タオルだけじゃ寒いよね?」


「あっ!
この公園の近くに、ネコ一杯飼ってるおじさん居るじゃん!?
飼えないか聞いてみようよっ!」


「そうしようっ!」



女の子達はボク達を一匹づつ抱き上げて、歩き出す。



助かった?



そう思いながらも、ボク達は目を合せてちょっとビクビク。