コネコのオウチ【短編】



クシュンッ!


白色の妹がクシャミをした。


「大丈夫?」


「うん~。」



妹は少し辛そう。


でも温めてあげる事しか出来ない


そのまま、また時間だけが過ぎる。



このままじゃダメだ!


そう思ったボクは助けを求めて、必死に乾いた喉から声を上げる。



ミァーォ!ミャーォ!



トラの弟も一緒に鳴き出す。


ミァーォ!ミャーォ!