斎宮物語


【お茶会会場】


御台様を中心に、側室たちが座る。

上様は、政(まつりごと)。

大奥の、女だけのお茶会。

茶をたてる役目は、御年寄、浜岡。

そのお茶を、お坊主の人が、運ぶ。

まずは、御台様に。

美しく作法を守ってお茶を飲む御台様。

「おいしゅうございました。」

…問題なのは、このあとのお茶の順番。

お喜世のお方様なのか、お須免のお方様なのか、それともお古牟のお方様なのか。

…私、斎宮なのか。