斎宮物語


「さぁ、今日は祝いの宴ですよ。」

「そうじゃな!!
暗い話しはなしじゃ!」

「……はい!!」

目の前には、今までみたこともないようなご馳走。

幕府の下、贅沢はあまり出来ないけど、今日だけはと、ささやかながらの祝いの宴。