斎宮物語


「おまえ様…。
こんな遅くまで、どちらに…?」

「お浜……。
起きて、いたのか?」

「はい…。」

お浜は人の多い江戸でも目立つくらい美しい女だ。

こんないい女を妻にした私は幸せ者なんだろうな。