私はいてもたってもいられず、お須免の方様のもとに向かおうとした。 しかし、 「なりませぬ! お須免の方様はただでさえ、お子が流れ傷ついておいでです。 かようなおりに同じ愛しい殿方のお子を身ごもられた女人が訪ねてこられてはなんと思われましょう。 堪えてくださりませ!」 と、中藤やお琳に説得され、いくことはなかった。