「お邪魔しまーす」
「はい、どうぞ」
現在、プロポーズの翌日の昼間。
私の家に居ます。
本邦初公開!
と、言っても平凡なマンションだけど。
私は、葵と同棲をするため荷物を片付けしに来てるの。
「適当に荷物詰めてくれたらいいから」
「わかった」
ガサゴソ、ガサゴソ
箱に詰める作業は、終始無言。
特に、会話もなかったけど、これから始まる生活が楽しみで気にもしなかった。
「智沙、これって授賞式の写真?」
そう言って見せられたのは、確かにフランスでシェフとして世界一と認められた時の写真だった。
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