「え、ああ…何か、別人みたいで」 「そんなことないよ。変わったけど、変わってないんだよ」 「どういう意味?」 店員の視線が気になりつつも、口を開いた。 「だってさ、私は私であって、確かに性格は変わったかもだけど、根本は変わらないよ。だって、どんなにしたって全部変わるってことはないんだし。変わらない部分も、変わる部分も含めて私なんだよ」 ちょっと、偉そうなこと言ったかなーとか思ってたら、みんながうんうん、と頷いててホッとした。 ああ…良かった。 「うん、そうだよね」