お母さんは、あたしのおでこに、手を当てた。 [熱は、なさそうねぇ。] そう言いながらも、あたしに体温計を渡した。 [37度1分] [微熱かぁ。 まぁ。インフルエンザ流行ってるし。 休む?] あたしは、頷いた。