俺は咄嗟に 机に置いてあった缶を取って 思いっきり熊谷涼の頭に 投げつけてやった。 ソイツは相当痛かったらしくて 萌花の足元に倒れこむ。 萌花はびっくりした顔で俺を見て 「萌花!大丈夫かっ?」 俺もさすがに いつものキャラ保てなくて。 『ッけいっ』 萌花は大粒の涙零しながら 俺の胸に飛び込んできた。