ったく… 一番後ろがよかったのになあ… て思いながらあたリを見渡す。 男 男 男 ♂。 やだ。 わたしは現実逃避するべく 机に伏せる。 そのとき、前の席のイスがひかれるのがわかった。 ま、私には関係ない、よね、 うん。って寝ようとしてみたリ。 「栗原…萌花、ちゃん?」