AM1:00頃


夢の中、私は勇希兄が死んでから毎日
同じ夢を見ていた。

あの日からも、何度かは見ていたけど、
最近は特にだ…。

同じぐらいの背の少年が私に手招き、
私はついて行く。

そして、いつの間にか少年は消え、
私は林か森にいた。

そこのおくで何か光る、私はそれに
近づき手をのばす。

手をのばしたら―…。