それは二日前の事だった 忍がいつものように仕事を済ませ帰宅している時 誰もいない道端で携帯の着信音が聞こえたのだ 忍は耳を澄ませ音がなる方に足を進める するとそこには可愛らしいストラップを付けた携帯が寂しげに鳴り続けていた 忍は携帯を手に取りディスプレイを覗く "非通知" ………