『はじめまして。時任忍です。』

『あ…はじめまして金城梓です!』

二人は喫茶店の丸テーブルに腰を掛け自己紹介を交わす

テーブルに置かれたコーヒーがゆらゆらと湯気を放っていた

気まずい空気が流れる中、梓が重い口を開いた

『あの…ありがとうございました。』

『いや…良いですよ気にしないで!』

忍はコーヒーを啜りながら言った


………