部屋に残された忍は頭を抱え溜息を吐いた 『なんでこんな事に…』 取り返しの着かない事態にただただ頭を悩ませるしかなかった 加代子を見送った梓が何も知らない笑顔で隣に座る まるで続きを求めるように… しかし加代子を抱いた体で梓に触れる事を体が拒否した 結局その日は何もする事なく家を後にした ………