梓の大きい瞳がパチリと開いた 『誰だろ?』 梓は申し訳なさそうに忍の左腕を外し玄関へと向かった 微かに聞こえてくる話し声に忍は耳を傾けた 『え…この声…加代子…?』 忍の表情が険しくなった その数秒後、二つの足音が部屋へと近づいた 忍は『最悪だ…』と頭を掻いて笑顔を作る ………