…というわけでテキトーに断ってきた俺ですが、今のこの状況はなんなのでしょうか。


いつの間にか数名のヤンキー達に囲まれている。
ネクタイの色からして先輩だ。










「秋本ォ、お前確か佐々岡と仲良かったよな?」

「え、いやべつに」

「しらばっくれるのか?!相棒なんだろ?!」

「いやいや、しらばっくれるっていうか、相棒じゃないですし。どっちかって言ったらただパシられてるだけで…」

「うるせーよ!!」

「……」




俺もヤンキーだけど、さすがに5人がかりで来られちゃマズいなー…。
ササだったら楽勝なんだろうけど、俺はササと違ってそんなに強くないんでね。