敏也はその夜、なかなか寝付けなく起きていた。 喉が渇き、階段を下り台所に向かい冷蔵庫を開け麦茶を飲んだ。 「ふぅ~」 敏也が冷えた麦茶を喉に流した。 「‥ん?」 敏也は冷蔵庫に麦茶をしまう時、2階から物音が聞こえて来たような気がした。 「パタンッ!!」 敏也は一瞬立ちすくんだ。 「なんなんだよ、びっくりさせやがって‥しかし‥なんでドアが閉まるんだよ‥風も吹いてないのに‥」 敏也は独り言をブツブツ言いながら階段を上がって自分の部屋へと戻って行った。