「…この屋根にあるのなんだろう?」

敏也が聞いてみた。


「…ぇ?」

光輝は敏也の言う通りその屋根の部分を見た。

辺りがが暗くてなかなか分かりにくく、写真を眺めていると満が虫眼鏡を持ってきて、それを見た。


「これ…ストラップかな?…」

満が写真を見ながら言った。

「やっぱり、そうだよな?これ…ストラップだよな」

敏也は目を擦ってもう一度見た。


「携帯電話が屋根にあるのか?」

光輝は満の持っていた虫眼鏡を手に取り、見始めた。


「誰かが投げたんじゃないかな?」

満が言った。


「確かに、あそこに落とすのはありえないな…」

敏也が満の意見に賛成だった。


3人は不思議に思いながらも、次のページを広げた。


3人は、またも、その見出しに唖然とした。