「川崎道子って言います!」 夏紀が言った。 「…………えっ‥」 武はうろたえていた。 「どうしたの?武、知ってる人?」 あきは武の方を見て聞いた。 「………俺が初めて初恋した人だよ…」 「えっ~!!!!!!」 あきは余りにもビックリし過ぎて、コーヒーを倒してしまった。 慌てて店員がふきんを持ってきて拭いてくれた。 「すみません…」 あきは店員に謝った。 それでも店員は笑顔で大丈夫よ、と言ってくれた。