そして気づいたら青い鳥を水辺へ引っ張ってきていました。





「ほら、ここで身体を洗いなさいよ。
貴方が泥で汚れていると、わたしまで汚れてしまいそうじゃない。」





そういって赤い鳥はそっぽを向きました。





そして青い鳥は言われるがままに自分の身体を洗いました。





身体を洗いながらも、これは夢なんじゃないかと何度も何度も青い鳥は思いました。





憧れの赤い鳥にここまでしてもらえるだなんて思わなかったのです。