青い鳥が自分を磨いているのには訳がありました。





それは他の鳥と違うならせめて綺麗にしていようと思っていたからです。





そうすればいずれいじめはなくなるのではないかと思っていたからです。





しかし青い鳥が綺麗になればなるほど、いじめは増えていきました。





青い鳥はそれを不思議に思っていました。





そしてそれならば、なおいっそう綺麗にしようと思い、爪を磨いたりするようになりました。