マリン・ブルー

大きな瞳を輝かせて、まるで子犬のように笑うマリンにシドは思わず顔を赤らめた



「‥っ
さっ、さっさと行くぞ!」



シドはそう言うとさっさと歩って行ってしまった





しかしいつまで経ってもついてくる気配のないマリンに気付いたのか振り返ると怒鳴った


「おぃ!いつまで寝てんだよ!置いてくぞ!」


困ったように言うマリン




「足‥動かないんだもん」