「ねぇ由美、町田美依のこと調べてくれないかな?」

「なんで?その前にあたしが二人いたらおかしいじゃん」


あ…そっか…ん~…じゃあ双子にしてたら問題無いでしょ!


「あんたは双子の姉にしといて!理由?今日ね学園案内してもらってたらいきなり美依さんの取り巻きがどうしますか?って聞いてたの…【以下略】」


「はぁ?!その計画を調べるの?!確かに気になるけどなんかヤバそうじゃない?」

確かにヤバそうだけど…ヤバい…めちゃくちゃ気になる!…でもほっとこかなぁ

「んじゃあたし鏡の世界一旦帰るわ。んじゃまた明日」


シュウ…


鏡に入った!スゲー!由美が入れるならあたしも入れるでしょ!


ガンッ!


「いったぁ…なんであたしが入れないわけ?」


ガチャ
「ただいまぁ!亜美ちょっと手伝ってちょうだい!」

お母さんだ!やっと帰って来た


「はぁい!今行く」


ガチャ


「ご飯の支度手伝ってちょうだい」


「いいよ、じゃあ箸とか並べとくね」


カチャ

カチャ


「あっ!お父さんの仏壇!急いで綺麗にしなきゃ!」

「亜美やってなかったの?急いでやりなさいね」


「はぁい!お父さんゴメンね~」


お父さんはあたしが産まれてしばらくしておなくなりになったんだけど…
今はお母さんと頑張って暮らしてるの


がさがさ…カタ

チーン…


「終わったよ!さあご飯早く食べよ!」

「ええ、さあ食べましょうか」


「いっただきまぁす」


やっぱり疲れた後のご飯最高♪
コンビニ弁当でも満足♪


「ところで亜美今日どうだった?」


「今日?今日はね町田美依って子と仲良くなって学園案内してもらったの!鈴蘭学園広くてちょっと疲れたよ…」


「あら早速友達が出来たの良かったわね♪」


お母さんちょっと疲れてるかな?
今日はゆっくり休んでもらわなきゃね


「ごちそうさまでしたぁあぁ満足♪」


「それは良かったわ♪先にお風呂入っておいで」


「ありがとう!じゃあお先に」


ふぅ…明日は学園に遅刻しないようにしなきゃ…