トップモデルの秘密

「…そんな事がねぇ」


聞き終えたスタイリストさんは驚いたような
それでいて落ち着いた声を出した。


「りんちゃーん、なんでだと思う?」

実はこの人は母の知り合いで、私を知っている数少ない中の1人。



「学校で聞かれたんじゃないんでしょう?」


「そうなの」


「どこか他の場所で会った事があるとか?」


りんちゃんが私の髪をセットしながら言う。


「あんなの一度でも会ってたら嫌でも覚えてるよ」


「あら、そう」


りんちゃん笑ってるけどね?

あんな強烈人間忘れるなんてバカとしか言えないよ!!



結局謎は解けないまま撮影に向かったのだった。