「上」 もう一度聞こえた声。 上?と思って見上げると一番高いところにあぐらをかいて座っている輝の姿があった。 「なんでそこにいるの・・・?」 「俺の特等席だから」 あ、そうですか。 じゃなくて! 「また盗み聞きしてたのね!」 「なんでそうなる」 はぁ、とため息をついて呆れた表情をする。 「だってこの前の私と由真の会話聞いてたでしょ!」 「まぁ、そうなるな」 おい、開き直るな! 「そのせいでアキのことがばれたんじゃない・・・」 「あ?それは違うぜ」 ・・・・・・はい?