私のマネージャーは佐山恭子さん。
仕事の出来る普段は優しいお姉さん。
だけど、事務所内でも上の方にいるため、たまに弟の佐山祐也さんが付いてくれる。
最近は頻繁に祐也さんが付いてくれているので、
実質私には二人マネージャーがいるのだ。
私の勘だと今日は恭子さんなんだけど・・・
あまりアテにならないんだよね、これが。
「・・・あっそ。ならいいけど」
私の微妙な間が気になったのか、
顔をしかめた輝だったけど
特に触れずそのまま車に乗り込んでいった。
「では亜希様、よろしいのですか?」
「はい、大丈夫です」
どうして八雲さんが笑っているのか分からなかったけれど、とりあえず頷いておいた。
「かしこまりました。いってらっしゃいませ」
八雲さんに見送られなが輝の隣に乗り込み、出発した。


