トップモデルの秘密

「50歳…み、見えない」

「えぇ、本当は25ですからね」


・・・・。


「…はい?」

「八雲はたまにどうでもいい嘘つくぞ」

輝はパンを口に運びながら面倒そうに言う。


「輝様、嘘ではなく冗談と仰ってください」


「はいはい」と言って輝は最後の一かけらを口に放り込んだ。


そんな輝に視線を向けた後、私に向って八雲さんは微笑んだ。



八雲さん=不思議な人。

という事にしておこう。